【宿泊体験記】ホテル ザ 三井京都≪HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパ≫後編(2021年7月)

こんにちは、旅行好きのマーカー(@IDmarker)です。

現在、新型コロナウイルス感染症がいまだ終息の気配すら立っていません。GoToトラベルの再開も難しい状況ですので、残念ながら旅行を楽しめる環境ではありません。

このような状況下ではありますが、移動最小限を前提に京都市中央区に位置する「ホテル ザ 三井京都≪HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパ≫」に宿泊してまいりましたので、前回に引き続きそのことについて書き込んでいきたいと思います。

なお、前回の内容は下記のとおりです。

回の旅行にあたっては感染防止のため、密を避けること、マスクの着用及び手洗いやアルコールでの除菌を徹底しております。

【宿泊体験記】ホテル ザ 三井京都≪HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパ≫~前回の続き

「FORNI(フォルニ)」での朝食

朝食は1階のイタリアンレストラン 「FORNI(フォルニ)」 でいただきました。

ガーデンサイドの席に通されました。

ビュッフェではなくプレートでの提供です。アメリカンブレックファスト、和朝食、コンチネンタルブレックファスト、ヘルシーブレックファストの四種類からの選択。和朝食をチョイスしました。

緑を眺めながら料理の到着を待ちます。

コックさんからクロワッサンを勧められていただきました。焼き立てサクサクのクロワッサンはバターの香りいっぱいで美味。店内の薪窯で焼き上げているそうです。

和朝食が到着。ハーブ卵の出し巻き、美山ゆば豆富などが小鉢に丁寧に盛り付けられています。
谷井農園の梅干し「ほのか」がごはんにいいアクセント。

ごはんと味噌汁をおかわりしました。充実した朝食でパワー全開です。

茶居で味わう一服のお茶

ホテルでは、京都の高級ホテルらしく京都の歴史や文化、自然を体験できるアクティビティが用意されています。

今回はロビーのそばにある「茶居」で立礼式のお点前を披露する「茶居で味わう一服のお茶 」に参加させていただきました。

予約時間前に 「茶居」 を訪れると既に茶器が準備されています。

生け花が壁に飾られていました。

お菓子をいただきます。

武者小路千家の茶道家の先生より手ほどきを受けた、アンバサダースタッフさんとの会話を楽しみながら、お茶を楽しみました。お茶を立てる前や、終わった後の茶器の扱いの作法が大事なことが分かり、大変勉強になりました。ありがとうございます。

※ アンバサダースタッフさんの許可を得て撮影。

エントランスから中庭へのランドスケープ

エントランスまわりを眺めてみると

「梶井宮門」 からエンドランスの前の前庭を眺めてみました。

「梶井宮門」をくぐると、前庭を通りながら矩折(かねお)りで建物の中に入る構造になっています。この動線は 「北三井家・油小路邸」 を継承しているとのこと。

玉石を固めたようなアプローチの床は、琵琶湖水系の安曇川の石を用いて、「あられこぼし」と呼ばれる技法で仕上げたそうです。

ここの空間にある景石や十三重塔は、 「北三井家・油小路邸」 の遺構だそうです。

中庭

ロビーエントランスからラウンジ、中庭の浅い池 「水桟敷」 までが一体となった空間が鮮やか。油小路邸時代のお庭を現代に再現した庭園だそうです。ここから中庭に出てみます。

「水桟敷」に浮かぶような遊び心のある飛び石を渡った先には・・・

春にはきれいな花を咲かせそうな八重紅枝垂桜(やえべにしだれざくら)と灯篭が。灯籠の奥には筧(かけい)があって石に水を落とし、その音を庭に響かせるしくみ。

見上げるとそれぞれのお部屋からこの素晴らしい庭を愛でることができそうです。

ガストロノミー鉄板〈 都季-TOKI-〉では、 庭園を眺めながら食事ができるように設計されており、特にカウンターは特等席。

四季の間

奥にある書院造による建物は、当時の建物の一部をレストランの別室として総檜造で現代に再現した「四季の間」です。

四季の間」 は庭園の西に建っています。

近づいていくと、外から建物の中が見えるようになっていました。

奥にある襖絵は、日本画家朝倉隆文氏によるもので春夏秋冬を表現したものだそうです。

ガストロノミー鉄板「都季−TOKI−」 から小さな橋で渡ることができます。

反対側には、バー&ラウンジ「THE GARDEN BAR」に連なっています。ライトアップされる⽇本庭園を眺めながら、食事やドリンクを楽しむことができるようです。

書院造らしく舞の舞台が配置されています。

ライブラリー

ラウンジ の隣にライブラリーがあります。

ここでは誰でも自由に本を閲覧できます。

インバウンド客向けなのでしょう。外国の方々が好みそうな書籍やフォトグラフが置いてあります。本棚には、三井家関連の書籍がずらりと。

ライブラリーの隣には「北三井家・油小路邸」の歴史を伝える館内展示もありました。

「梶井宮門」の棟札と桃瓦という大事な資料が展示されています。

ライブラリーの奥にはガストロノミー鉄板「都季−TOKI−」があります。

サーマルスプリング SPA

エレベーターで地下に降りると、照明が暗めで幻想的なオブジェが目の前に現れます。

暗闇にエレベーターのボタンがぼわっと浮かんでいます。

廊下の奥にはサーマルスプリング SPAがあります。サーマルスプリングとは水着を着用して入る天然温泉を用いたプールのこと。敷地内の地下約1,000mから湧いた「京都二条温泉」を利用しているそうです。

出典:HOTEL THE MITSUI KYOTO公式サイト

私は温浴施設には興味がなかったのですが、スタッフの方が熱心に素晴らしい施設なので是非利用してみてくださいと勧められました。しかし、残念ながら翌日のチェックアウト時間まで都合のいい時間に空きがありませんでした。

出典:HOTEL THE MITSUI KYOTO公式サイト

その他地下には、SPAトリートメントフィットネスルームもあります。

近くのお店「蕎麦たつ市」での夕食

夕食は近くのお店に寄ってみることにします。チェックイン前にエントランス近くのこのお店が気になっていたので入ってみました。三条商店街にある「あみたつ」の姉妹店だそうです。

まずはビールで一杯。お店は京都の立派な歴史を感じる建造物です。

「蕎麦屋の出汁おでん」を注文しました。まとめて頼んだので一つの容器で提供されると思いきや、別々のお皿でそれぞれ丁寧に盛り付けられてきました。「焼ちくわと厚揚げ」「大根」です。

「玉子」も二つに割られて提供されました。左側は「玉ねぎガーリックバター」です。玉ねぎの素材を生かした逸品です。

「二・八蕎麦」を注文。量が少ないと思いきやちょうどいい分量です。二八のそばがすすっと入っていきます。とてもおいしい蕎麦を堪能しました。

まとめ

1961年開業で、京都初の本格シティホテルとして日本国内はもとより外国の観光客や修学旅行生に人気だった「京都国際ホテル」が2014年12月26日で営業を終了して53年の歴史に幕を下ろしました。「 二十歳の原点」の高野悦子が、このホテルでウエイトレスのアルバイトをしていたことでも知られています。

その土地を三井不動産は2015年に取得します。戦後の財閥解体で三井家が手放さざるを得なかった聖地を、三井の名の下に取り戻したことになりました。

そこに満を持して ホテル ザ 三井京都≪HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパ≫ 」が2020年に開業。

1710(宝永7)年、三井の全事業の統括機関である「大元方(おおもとかた)」が設置された当時から受け継がれてきた門や景石、灯篭など、多くの遺構と共に、三井家が刻んできた歴史をいまも色濃く感じさせる、まさに三井の力こぶがこもった本当に素晴らしいホテルでした。

三井家やホテルにまつわる歴史を知らなくても、レストランやバーで楽しんだり サーマルスプリング SPA を楽しんだりと、ホテルに泊まることを目的でも快適に過ごすことができます。京都に旅行の際には選択肢の一つに入れてみてもいいと思います。

なお、施設等の情報は2021年7月現在ですので、今後変更がある可能性があります。現地を訪問の際は最新の情報を入手の上お出かけください。

最後までお読みいただきありがとうございました。