こんにちは、おっさんトラベラーのマーカー(@IDmarker)です。
満を持してスタートした旅ブログですが、このご時世なかなか旅行に行くことができません。
そのため、リアルタイムの書き込みはしばらくできそうにありません。
そのため、この機会に過去の旅行について公開し、皆様へ情報提供をいたしたいと考えました。
コロナも落ち着いたころに活用されると幸いです。
今回は、2019年の秋に訪問したアメリカ合衆国のニューヨークについて、
書き込んでいきたいと思います。
当時はブログに残すことを意識していませんでしたので、
写真をもっと多く撮ったりやメモを取ったりしておけばよかったと思いました。

もくじ
ニューヨーク旅行の行程
この旅行の工程は下の表の通りです。
5泊7日でした。
行程 | 宿泊 | 主な訪問地 | |
1日目 | 成田発(JAL6便)JFK※1着 | ホテル泊 | タイムズスクエア |
2日目 | NEW YORK | ホテル泊 | トランプタワー、セントラルパーク、 ダウンタウンソーホー、ハイライン |
3日目 | NEW YORK | ホテル泊 | ヤンキースタジアム |
4日目 | NEW YORK | ホテル泊 | 自由の女神、エリス島、 9.11ナショナルミュージアム |
5日目 | JFK(JET BLUE便) バッファロー※2 往復 | ホテル泊 | ナイアガラフォールズ |
6日目 | JFK発(JAL5便) | 機上 | |
7日目 | 成田着 |
※2:バッファロー・ナイアガラ国際空港
ニューヨークで印象に残った場所
アメリカ合衆国はハワイに行ったことがありますが、今回は初めてのアメリカ大陸訪問。
とてもドキドキしました。
夜でもまぶしい:タイムズスクエア
ニューヨーク一番の繁華街。
尋常ではないくらい人が多いです。土曜日の夕方だからでしょうか。



金ぴかピカピカ:トランプタワー
ご存じドナルド・トランプアメリカ大統領が所有するビルです。
ビルに入るときにセキュリティ検査がありました。



広いぞ:セントラルパーク
美しく広い公園でした。のんびりしました。



おしゃれな廃線跡:ハイライン
アメリカって面白い国ですね。
邪魔になったはずの貨物線の廃線跡を丸ごと遊歩道にしてしまうなんて。
線路もそのまま残してあります。
日本で廃線跡から公園に変更したところに訪問したことがあります。
そこは線路を撤去してから造成して、別の線路を敷設していました。
このハイラインに残っている線路は撤去せずに、そのまま公園の演出のため意図的に残しているように見えました。言わばオブジェのようです。



マー君はアメリカでも人気だ:ヤンキースタジアム
今回のニューヨーク訪問の目的の一つが、メジャーリーグの観戦です。
ちょうど訪問のタイミングで、ヤンキースが本拠地で4連戦だったため、ヤンキースのマー君(前楽天イーグルス:田中将大投手)が登板する日の予想を立てて、その日に合わせてツアーを予約しました。
ところが集合場所のホテルで豪雨。
ツアーのほかの方と一緒に不安になりながら、地下鉄で向かいました。
161丁目-ヤンキー・スタジアム駅の改札を出て地下の階段を上がると小雨だったので、何とか開催できそうだとほっと胸をなでおろしました。
しかし球場内に入っても時折豪雨となり、13時開始予定でしたが結局プレイボールがコールされたのは約3時間後の16時10分頃でした。
田中投手がマウンドに上がるとヤンキースファンから大きな歓声が上がり、ファンから愛されていると思いました。
ちなみに、田中投手の登場曲のももクロ(ももいろクローバーZ)の曲が流れ(すみません。なんという曲かわかりませんでした)、今私はどこにいるんだ?と感じました。
試合は、田中投手は大崩れしませんでしたが少しづつ点を入れられ、
さらに攻撃側がかみ合わずになかなか得点が取れない展開となりました。
結局、6回で100球に近づいたところで降板し、敗戦投手となってしまいました。




ヤンキースタジアムへはベルトラのツアーを利用しました。
日本語が話せるガイドがついて、地下鉄の運賃とチケット代がセットでした。
チケットを取る手間が省けて、英語が苦手な私にとってとてもありがたかったです。

NYで一番のモデルさん:自由の女神像
地下鉄のサウス・フェリー駅に降り立つと、目の前にバッテリー公園がありその公園の中に自由の女神があるリバティ島に向かうフェリーが出港します。
フェリーのチケットは予約する必要があります。前の日にサイトから予約しておきました。フェリー乗り場ではその予約メールを見せて中に入りました。
セキュリティチェックを受けて並びました。朝9時の予約にしましたので、それほど混んでいません。お昼から午後は相当混むようです。
フェリーが出発すると、徐々に自由の女神が近づいてきました。その美しい姿に私を含め他の乗客たちも写真を撮ることに夢中で、気が付いたらリバティ島に到着していました。
上陸後、すぐに日本語版のミュージックガイドを受け取り、島内を散策しました。
島の歴史や自由の女神像の作られたいきさつなど、勉強しながら楽しむことができました。



移民の関所:エリス島
リバティ島からバッテリー港に戻るフェリーは、途中エリス島に立ち寄ります。ここは以前はアメリカ合衆国の移民局があり、19世紀後半から1200万人から1700万人もの移民がこの島で審査を受けて、アメリカ大陸に上陸していったとのこと。
当時は疫病も多く、苦労してたどり着いても上陸できずに送り返された人も多かったようです。
その当時の施設が移民博物館として残っています。
ここでもミュージックガイドがあり日本語で、アメリカ移民歴史の勉強をしながら博物館を回りました。


圧倒的なスケール感:ナショナル・セプテンバー11メモリアル&ミュージアム
2001年9月11日に発生した、同時多発テロ事件の貿易センタービルの跡地に出来たミュージアムへ見学に行きました。
事件当時は私もちょうどテレビのニュースでリアルタイムで見ましたが、ニューヨークの高層ビルが崩れていくさまは現実で起きたこととは信じられなかったです。
ミュージアムは貿易センタービル跡地の地下にありました。
同時多発テロ事件に関するさまざまな資料が展示されているほか、当時のニュース動画が数多く上映されていました。
また、テロ事件犠牲者の全員の名前が記載されているコーナーに場所を大きく裂いており、
ニューヨーク市民の怒りを感じた施設です。
この施設では写真を多く撮っておらず、そのスケール感をお伝え出来ないのは残念です。
ニューヨークに訪問したらぜひ行ったほうがいいと思います。


ニューヨークで利用した交通機関
日本航空(JAL)

私は飛行機を使う旅行の際、航空会社は日本航空を利用しています。

成田国際空港:日本出国
出発の前ってドキドキしますね。往復プレエコで予約をしました。往路だけ貯まっていたマイルでビジネスクラスにアップグレードしています。

JFK国際空港:アメリカ出国
2019年はJALを国内海外ともそれなりに利用していたために、ステータス会員になっています。ニューヨーク旅行前はステータスがサファイアでしたが、往路のフライトでFOPがカウントされたために復路はJGCプレミアにステータスが変更になっていました。
JALステータスについて
JGCプレミアは、JALが所属する航空会社グループのワンワールドでは、エメラルド会員に該当するためファーストクラスラウンジを利用することができます。
そのため、JFK国際空港では出発前にルフトハンザ航空のファーストクラスラウンジで待機することができました。
しかし、ルフトハンザはワンワールド会員ではありません。違うグループ(スターアライアンス)です。
その理由は、JFK国際空港のターミナル1ではワンワールドのラウンジがないため、JALの乗客も利用できるようにしているのでしょう。
なんかアウェイな感じでした。


ジェットブルー航空

ナイアガラフォールズに向かうツアーで利用しました。ガイドさんからチケットを渡されたとき聞いたことがない航空会社と思い、グーグルでググるとLCCのようです。
機内の足元は狭いのかと思いきやJALのエコノミーより広い感じがしました。さらに機内モニターやドリンクサービスにスナックをつけてくれ、思ったよりサービスが充実していました。
無料WiFiもついていたので、ネットに繋げて時間を過ごしました。


エアトレイン
エアトレインは、JFK国際空港に運航されている新交通システムです。車両は日本でいえば東京のゆりかもめや日暮里舎人ライナー。関西だとポートライナーやニュートラムのような感じでしょうか。
JFK国際空港ではターミナルがそれぞれ離れ小島のように分かれており、ターミナル間を繋ぐ機能と地下鉄や郊外鉄道等を結ぶのが目的です。
ターミナル同士の移動は無料ですが、私は市内に出るために地下鉄の乗り換え駅で5ドルを支払いました。


ニューヨーク市地下鉄
24時間運転を行っており、便利な公共交通機関です。
私も毎日のように地下鉄を利用して観光に向かいました。
ただ日にちや時間によって行き先が変わったり、急行になったりと、ぼんやりしていると全く別の場所に連れていかれそうです。また、乗降後ドアは強制的にしまり挟まれる人をよく見かけました。
自動改札機は一乗車均一制(3ドル)のためか入場時にのみあり、出場時は動物園の出口のように出場したら戻れない仕組みになっていました。


ニューヨーク・マリオット・マーキス・タイムズスクエアに宿泊
ニューヨーク・マリオット・マーキス・タイムズスクエア


タイムズスクエアのど真ん中に位置するこのホテルに5泊しました。
フロントは8階にあります。
このホテルのエレベーターは乗ってから階数ボタンを押すタイプではありません。
まずエレベーターホールにある数字パネルで、降りる階の数字を入力します。
そうすると乗るべきエレベーターを示すアルファベットが、ディスプレイに表示されるので、該当するエレベーターの前に移動して乗るというものです。
ユニークです。
私はマリオットのプラチナエリート会員なので、ラウンジ利用が無料でできました。
コンシェルジュラウンジが33階にあり、朝食や夕食(ちょっとしたホットミールやサラダ、フルーツ程度ですが私には十分)として利用させていただきました。アルコールが有料なのはちょっと残念でした。
食事にはこだわりませんでした
英語が苦手なので、ちゃんとしたレストランには行きづらかったです。そのため夜ももっぱらホテルのラウンジの軽食で済ませてしまいました。。。
ブログに載せるのなら、もう少しいろいろな店に行けばよかったと思いました。
豚骨ラーメン
なぜかアメリカに行って豚骨ラーメンの店に2軒も訪問してしまいました。
KURO-OBI
このお店は、ホテルの近くにあるミッドタウンイーストのグランドセントラル駅の裏側にあるフードホール「Urban space」の中にありました。
ニューヨーク到着の初日の夕方にホテルにチェックインした後、入りやすそうな店を探しまくって見つけました。
ここでは看板の名と同じ、「黒帯」を頼んでみました。
めちゃくちゃすいたおなかにガーリックがすーーとはいっていき、おいしかったです。



一蘭 NYタイムズスクエア店
日本でも有名な豚骨ラーメンのチェーン店です。
席はカウンターに通られましたが、一人分の仕切りがあり、隣からは見えないようになっています。
今だったらコロナ対策がばっちりという店です。(笑)
こちらのお店も日本と同じようにおいしかったです。


Junior`s
ホテルの向かいにあったファミリーレストラン風のお店でした。
チーズケーキが有名らしいです。
朝食で利用しました。


寒かったナイアガラフォールズ!ぶるぶる
ナイアガラの滝って比較的町の中にあるのを初めて知りました。
以前見た写真とかだとでは分からなかったです。
ツアーのガイドさんに案内され、観光船に乗る前に青いポンチョが配られました。ガイドさんから「滝に近づきます。濡れますので、ポンチョを着こんでくださいね。」と言われましたが、私は暑かったこともあり「飛沫が飛ぶくらいで大げさだな。涼しくなってちょうどいいだろう。」と思っていました。人の忠告は聞くものだと後で後悔しました。
観光船が出発して、滝に向かっていきます。青空のもと天気も良かったため、他の乗客と一緒に私ものんびりと写真を撮ったりしていました。すると滝はまだ先のように見えましたが、風向きが変わったのか突然、飛沫どころか台風のように水がたたきつけられてきました。まるでバケツをひっくり返した雨のようです。
油断していたため水が目に入り前が見えません。口の中に苦い水まで入ってきました。息が苦しいです。周りの乗客もオー!アー!とか騒ぎ始めました。さっきまでののんびりした雰囲気が一変しました。
「これはすごいことになった!いつまで続くんだ!!」写真どころではありません。それでも船は滝に向かって進んでいるようです。ポンチョを着ているはずなのに中に水がどんどん入ってきてTシャツがずぶ濡れになりました。
鼻の中にまで水が入ってきて本当に苦しいです。寒い。歯がガチガチと言ってきそうです。
「まさか観光に来てこんな目に合うなんて」と思いました。そんな状態が10分も20分も経った気がしましたが、実際には5~6分だったかもしれません。
いきなり周りが明るくなって光が差し込みました。滝から離れたようです。ホッとしました。ほかの乗客も苦笑いしながら安どの表情が見られました。
滝の威力をまざまざと自分の身で体感しました。残りの人生、滝修業は絶対やらないことに決めました。





こちらにもベルトラのツアーで参加しました。日本人のガイドさんで安心して楽しむことができました。
ツアーを利用しなかったら、チケットの手配やカナダ側の入出国など、かなり手間取ったと思います。

怖かった深夜のニューヨーク地下鉄!!ガクガク
最後に、地下鉄で背筋が凍ったエピソードについてお話ししたいと思います。

ナイアガラフォールズのツアーの日は、JFK国際空港に朝6:30の集合でした。
空港へは地下鉄とエアトレインを乗り継いで向かうことに決めました。
空港へは昼間だと通常1時間程度で行けるのですが、深夜のダイヤですので時間がかかります。グーグルで電車の時刻を調べ午前3時過ぎにホテルを出て駅に向かったのです。
さすがに夜も昼間のように明るかったタイムズスクエアも明かりも少なく、人通りもほぼなく寂しい感じです。
10分ぐらい歩くと、目指す7-50 ストリーツ・ロックフェラー・センター駅に着きました。
人気のない薄暗い階段を下り改札に向かう通路を歩いていたところ、
後ろから「ヒュー」「ヒュウウー」「ヒューヒューー」と不思議な複数の声が聞こえてきました。
驚いて振り向くと4人の黒人が上半身を左右に振りながら、
こちらに向かってダダダッと走ってきたのです。
他に誰もいない薄暗い通路でのこの光景に私は恐怖に駆られました。先に見える改札には自動改札機のみで駅員はいません。
「げっ何だ何だ!」と思いながらさりげない体を装って、改札に向かいました。
すると後ろから聞こえる「ヒュー」「ヒュウウー」「ヒューヒューー」という彼らの声が、
どんどん大きくなります。
「うわ!何されるかわからないぞ!!」と歩きながら構えていたら、サーッと私を追い抜いていき、自動改札機を一人づつ例の奇声を上げながら飛び越えていったのです。
私は力が抜けホッとしました。
しかし、この後に恐怖の光景を目にすることになるとは思ってもいませんでした。
ホームに降りると、例の黒人4人組は相変わらず踊りながら「ヒューヒュー」奇声をあげています。
私は目立たないように離れたところで待機しました。小心者と言われても不本意ですがやむを得ません。
そのホームには別の黒人が椅子に座ってスマホをいじっていました。
そこへ例の黒人4人組が近づき、前で「ヒューヒューー」言いながら踊っていましたが、
無視してスマホをいじっていました。
そこへ電車が到着してドアが開いたので、スマホ黒人が乗り込みました。
行き先が空港とは違うので、私は乗らずにホームに残っていました。
すると例の黒人4人組も電車に乗りましたが、スマホ黒人を取り囲み一人がいきなり蹴り飛ばします。
倒れこんだところに外の3人も蹴りを入れました。スマホ黒人は抵抗することもなく、だんだん動かなくなりました。
この光景を目にした私は、足に強力な接着剤がくっついたように動けず立ち尽くしてしまいました。
「まずい!あの黒人の後はこっちもやられる・・・」と思いましたが、
情けないことに接着剤が強力で動けません。
そのうち、一人の黒人が私が見ているのに気づき、体がこちらに向かいかけました。
私が「あっ」と思ったその瞬間、ガーっとドアが閉まって電車は行ってしまいました。
足も動くようになりホッとしました。
あのスマホ黒人はどうなってしまったのでしょうか。。。
ニューヨークの地下の闇は深い。
まとめ
ニューヨーク旅行は怖い経験もしましたが、特にトラブルもなく楽しく過ごすことができました。
他にも回りたいところはありました。またの機会があれば訪問したい街です。
なお、本ブログにおいては正確を期すことに全力を挙げて作成しましたが、最初に申し上げました通り、メモを取ったりしておらず記憶をたどりながら作成しているため、もしかしたら一部思い違いをしているところもあるかもしれません。ニューヨークを訪問の際は最新の情報を入手の上お出かけください。
ご覧いただきありがとうございました。