HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パスを活用した北海道周遊旅行◆3日目前編◆函館⇒森⇒札幌⇒釧路~函館本線の支線から道東へ~(2020年8月28日)

こんにちは、おっさんトラベラーのマーカー(@IDmarker)です。

コロナ禍の影響はいまだ続いています。

そんな折に、JR北海道でHOKKAIDO LOVE!6日間周遊パスが発売され、これを活用して北海道周遊旅行をしてきました。このことについて書き込んでいきたいと思います

複数回にわたりご案内します

なお、今回の旅行にあたっては感染防止のため、密を避けること、マスクの着用及び手洗いやアルコールでの除菌を徹底しております。

ちなみに、今までの内容は下記のとおりです。

函館本線裏線(藤代線・砂原線) 函館⇒森

朝の4時半。夜明け前という感じですが出発準備をします。

函館駅には旧函館駅所在地の記念碑がありました。

こんなに早く起きた目的は、函館本線の2つの支線、藤代線・砂原線を通る珍しい列車に乗るためです。

函館 549
     普通列車(5881D)森行
森  743

それぞれの支線は勾配がきつい区間が函館本線の七飯駅と森駅の区間に存在することから、蒸気機関車が全盛の昭和時代に建設された勾配緩和のための巡回路線です。

黒い線が函館本線赤は藤代線青は砂原線を表しています。ちなみに緑は北海道新幹線です。

藤代線
藤代線は七飯駅から大沼駅までの勾配が問題になり建設されました。
そのため七飯駅⇒大沼駅間の下り専用線になっています。
1966年に開業してからは特急や急行がガンガン走っていましたが、2016年3月に北海道新幹線が開通し終着駅が七飯~大沼間の新函館北斗駅(渡島大野駅から改称)となったことから、特急は全て本線経由に変更となり、藤代線を経由するのは下りの普通列車(一部)と貨物列車のみとなりました。
なお藤代線は通称で通過地点の地名を採っています。
砂原線
砂原線は森駅から大沼駅までの勾配が問題になり、既に敷設されていた渡島海岸鉄道などを買収して1945年に完成。
この線は貨物列車は上り専用として使用していますが、普通列車は上り下りとも走っています。特急列車は走りません。
砂原線の名称も途中駅の渡島砂原から採っており通称です。

森行きの普通列車はこの駅から出る始発列車です。人影はほとんどありません。

青函連絡船が就航しているころは、24時間にぎわっていたんでしょうね。

今回乗る列車は、新幹線停車駅の新函館北斗駅には停まりませんというか通りません。

森駅まで乗る列車です。カッコ書きの藤代・鹿部がポイント。

3両編成です。思ったより長い。

3両のうち後ろ2両は大沼駅止まりでした。

前1両が森駅行きです。

森駅行きの前1両に乗車。車内はマーカーの他に4組ほどの乗客です。他の車両も同じぐらいでしょうか。

桔梗駅に停車。制服を着た一人の学生さんが車両に乗ってきました。他に学生さんがいなかったためちょっと気になります。どこに行くのだろう。

大中山駅に停車。他の車両を含めて下車する方がいらっしゃいます。

七飯駅を出ると藤代線に入りました。線路は函館本線を高架で越えて東側から山沿いに巻いていきます。新函館北斗駅を眼下に見下ろして列車はどんどん高度を上げていきます。

いくつものトンネルを越えていくと左側に小沼が見えてきました。

右側から函館本線の線路が合流して間もなく大沼駅です。

大沼駅に停車。ここで14分間停車します。

ここで大沼駅止まりの列車を切り離します。切り離し作業の撮影者はマーカーの他にもう一人いました。

切り離し完了。

ほどなく轟音を轟かせながら函館駅発の特急「北斗」1号が追い抜いていきました。

その後も上り函館駅行きの普通列車を待ってから出発しました。函館駅行きは通学客などで混雑していました。

大沼駅を過ぎると函館本線が左に分かれて砂原線に入ります

銚子口駅に停車。

ここでも上り函館駅行きと待ち合わせのため待機します。降りて撮影。

踏み切りもない駅構内の連絡通路です。

待ち合わせの列車が到着。この列車も学生さんで混雑していました。

鹿部駅停車。お客さんがかなり乗ってきました。通勤や通学の方半々ぐらいの感じです。

渡島沼尻駅に停車。

すぐに発車せず、上りの貨物列車を待ち合わせました。ローカル線ののんびりした空間に長い貨物列車には違和感があります。

渡島砂原駅に停車。

掛澗駅に停車。ここでも貨物列車と待ち合わせました。線路をよく見ると枕木がコンクリートになってるなど幹線仕様に整備されていました。

長い編成です。

東森駅に停車。かわいらしい三角屋根の駅舎です。

噴火湾が見えてきました。森駅構内に入ってきます。

森駅に定刻到着しました。ここで桔梗駅で乗ってきた学生さんも他の生徒と一緒に下車。毎日2時間近くかけて通学しているのは大変だと思います。お疲れ様。

イザベラ・バードが歩いた道 森町徘徊

この森駅で特急「北斗」に乗り継ぎますが時間があるので降りてみます。

森駅といえば「いかめし」。駅前の柴田商店で販売しています。時間が早いのでまだ営業していません。

駅近くに森桟橋跡の史跡がありました。

森桟橋は、鉄道どころか街道の整備もされていない明治時代の初め、ここ森から船で噴火湾をショートカットして室蘭を結ぶ航路がありました。その桟橋跡とのことです。

桟橋跡には鉄道用地なので近づけませんが、明治天皇御上陸碑が遠目から見えます。

説明板によると、イギリスの女性旅行家イザベラ・バードもこの桟橋から室蘭に向かったようです。

「日本奥地紀行」を著わしたイザベラ・バードの目的地は平取アイヌ部落だったのですね。

当時異国の女性が旅行するのは、とても大変なことだったでしょう。

時折、列車が横切る風景を楽しめました。

森町市街地の街並み。8時台なのでゆるゆるとした空気感。

立派な建物が。地元で有力な信用金庫の本店です。

その信用金庫の向かいには「いかめし」の阿部商店があります。この場所は先ほどイザベラ・バードの案内板に出ていた地図に出ている「旧阿部旅館跡」の場所。ルーツは旅館のようです。

北海道の手作りの味 元祖 森名物 いかめし

特急の時間が迫ってきましたので森駅に戻ります。

特急「北斗」3号 森⇒札幌

森   824
       特急「北斗」3号 札幌行
札幌 1128

駅の一角には、函館バスの森出張所が併設されていました。

改札に入り1番ホームで特急を待ちます。

森駅の駅名標。

隣駅にシールが貼ってあるのは、どちらも隣駅に存在していた駅が廃止になったためです。

「こまがたけ」には「ひめかわ」(姫川駅)「いしや」には「かつらがわ」(桂川駅)と掲示されていたはず。

両駅とも乗降客が一日平均1人以下のため2017年3月に廃止されました。※姫川は列車行き違い施設の信号場として存続中。

森駅はいいですね。広々とした駅構内にディーゼルカーのエンジン音が静かに響きます。その向こうに海が見えてなんかのんびりした気分です。

時間になり特急「北斗」3号が到着。

指定席ですが。およそ3割くらいの席が埋まっていました。

噴火湾沿いに走ります。

登別駅に停車。

3年前にも特急「北斗」で札幌に向かっていた際に、この駅で豪華寝台列車の「TRAIN SUITE 四季島」が写真のホームに停まっていたを思い出しました。

札幌駅に定刻到着。今回の旅行では3度目の札幌駅です。

特急「おおぞら」5号 札幌⇒釧路

札幌 1150
      特急「おおぞら」5号 釧路行
釧路 1551

特急「北斗」からの乗り継ぎ時間が20分ほど。昼食の駅弁とお茶を仕入れて乗車します。

自由席に乗車。3割ほどの乗車率でしょうか。

おなかが空いたので発車する前から駅弁を広げます。

三大蟹弁当。見た目も豪華な感じです。

蟹それぞれの違いの味の違いを楽しみながら食事をしているうちに、札幌駅を出発しました。

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ところが次の駅の新札幌駅で停車してから、なかなか発車しません。

車掌さんのアナウンスがあり、人身事故が発生したためとのこと。

列車は一旦発車しましたが、通常は特急が停まらない上野幌駅で待機することに。

じっと運航再開まで待ちます。

車掌さんのアナウンスが定期的に入り車内は落ち着いています。

反対側には前を走っていた快速エアポートも待機しています。

フライトに間に合うかやきもきしている人もいるのでしょう。

約1時間ほどで人身事故の処理も終わったとのこと。動き出しました

北広島駅の手前で大規模な工事をしているところが。

プロ野球北海道日本ハムファイターズの新しい本拠地エスコンフィールドHOKKAIDOの工事が進められています。

新千歳空港駅ではまずまずの乗客が乗ってきました。半分ほどの席が埋まりました。

ちなみに報道によると、今日東急のクルーズトレイン「THE ROYAL EXPRESS(ロイヤルエクスプレス」を使用した北海道内を走るツアー列車(THE ROYAL EXPRESS HOKKAIDO CRUISE TRAIN)の出発式が行われたとのこと。

調べてみると同じ経路の先行列車で走行しているよう。

そういえばこの特急「おおぞら」5号でもツアー列車に関連した方々らしい人たちが乗車していましたし、ファンらしいカメラを持参した方なども数多く乗っていました。

途中の沿線でもカメラを構える人たちが多く見られます。

先に走っていたはずのロイヤルエクスプレスも、帯広駅手前の貨物駅で退避して抜いていたようで、帯広駅では歓迎のセレモニーのリハーサルが行われていました。

ロイヤルエクスプレスに絡むちょっとしたお祭り騒ぎですね。

ロイヤルエクスプレスの日程を見ると8月14日からになっていますが、コロナの影響で28日が初日になったとのこと。

釧路駅に到着。1時間半ほどの遅延になりました。折り返しの札幌行きを待つ乗客の列が長くなっていました。

さて、予定より遅くなりましたがホテルにチェックインします。

8月28日の回は後編に続きます。

まとめ

今日は朝早くから出発して函館本線支線(藤代線・砂原線)のローカル列車を堪能しました。

今回乗車した路線は2030年度開業予定の北海道新幹線の影響を受ける可能性があります。

JR北海道が函館本線の函館ー小樽間は経営を引き継がないことが決定していますので、最悪の場合は旅客輸送が廃止になるかもしれません。線路は貨物列車のために残りますが、地域の方々の乗車が見込めないのがその理由です。

しかし通学については、今回乗車した森駅行きの列車も一定の数の学生さんが乗車していました。

すれ違う函館行きの普通列車でも、学生さんなどで混雑していた状況から一気にバス化するのも難しいかもしれません。

今後どうなっていくのか見守っていこうと思います。

なお、施設等の情報は2020年8月現在ですので、今後変更がある可能性があります。現地を訪問の際は最新の情報を入手の上お出かけください。

最後までお読みいただきありがとうございました。