こんにちは、おっさんトラベラーのマーカー(@IDmarker)です。
コロナ禍の影響はいまだ続いています。
そんな折に、JR北海道でHOKKAIDO LOVE!6日間周遊パスが発売され、これを活用して北海道周遊旅行をしてきました。このことについて書き込んでいきたいと思います。
複数回にわたりご案内します。
なお、今回の旅行にあたっては感染防止のため、密を避けること、マスクの着用及び手洗いやアルコールでの除菌を徹底しております。
ちなみに、今までの内容は下記のとおりです。
【宿泊体験記】釧路ロイヤルイン

釧路駅を降り立つと霧につつまれています。

今日の宿泊は釧路ロイヤルイン。徒歩51秒との触れ込み。
ホテルの概要
客室数153室の「釧路ロイヤルイン」は、釧路有数の新聞販売会社㈱阿部新聞店の子会社㈱阿部ビルが所有し、リッチモンドホテルのフレンドシップホテルになっています。
なお、リッチモンドホテルズは、ロイヤルホスト・シズラー等を展開する外食チェーン店の純粋持株会社のロイヤルホールディングスの子会社アールエヌティーホテルズ株式会社が展開するビジネスホテルチェーン。
もともと1961年に幣舞橋の先に開業した東映ホテルチェーンの釧路東映ホテルが、1985年駅前に移転も2001年9月に閉鎖。2002年3月「釧路ロイヤルイン」にリブランドオープンして今に至ります。
評判なのが無料の朝食。じゃらんアワード2018泊って良かった宿大賞【朝食】で第一位受賞。朝食無料のホテルが多いですがその中でもロイヤルインの食事は秀でているとのこと。
アクセスはJR釧路駅徒歩約1分、函館空港より車で40分。釧路和商市場に徒歩5分でビジネスや観光で便利なホテルです。
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チェックイン

チェックインを済ませ、エレベーター部屋に向かいます。

エレベーターには新聞が。ホテルのオーナーが新聞販売会社なので朝刊のサービスもありました。
室内のようす

コンパクトなつくりですが、今回の旅行はほぼ寝る場所になっているので十分です。

コロナ対策には気を配っている様子が見られます。

マスクがサービスされていました。


ユニットバスは標準的な大きさです。
朝食

朝食は翌日29日ですが、あわせてご紹介します。
このホテルは朝食無料です。
そのため、翌日は早朝5時台の列車に乗る予定でしたが計画中止。
朝食付きなら食べないともったいないですよね。函館では朝食が付けられるのを断ってしまいましたし。
朝食の内容がいいという触れ込みだったのでなおさら。
朝食会場の入り口に、コロナ対策で使い捨ての手袋が用意されています。

使い捨て手袋を利用してのブッフェで好きな料理を取ります。
朝食無料というとおにぎりやちょっとしたパンという軽い食事のイメージですが、確かに明らかに内容が違います。
北海道の料理が豊富です。魚の切り身が何種類もあったのがよかったです。
私はミニ豚丼でいっぱいだったので食べませんでしたが、パンの種類も豊富なのでパン好きな人もいいと思います。
内容とボリュームは、朝食で2000円くらいしてもおかしくない印象です。
居酒屋「ちゃりんこ」

チェックイン後、早々に居酒屋に向かいます。

駅前通りは、日が暮れていきます。

釧路駅の南北を結ぶ地下通路が釧路地下歩道美術館になっています。
なんか面白かったので撮っちゃいました。作者の角田川さんの本職はパン職人だそうです。

今回の居酒屋は、3年前にも来たことがあるお店、「ちゃりんこ」です。
本当は駅前のお店に行く予定でしたが、第一候補と第二候補のお店がなんと予約でいっぱい!
最近のコロナ禍の状況では初めての出来事。
感じたのはロイヤルエクスプレスの影響があるのかなと思いました。特急「おおぞら」でも関係者と思われる方々やファンの方が多く乗っていましたし。
慌てて「ちゃりんこ」に電話で予約を入れてタクシーで向かいました。しかし慌てた割には誰もお客さんがいなくて、店主がのんびり新聞を読んでいました。

まずはお通し。
ここ「ちゃりんこ」は、釧路港で水揚げされた新鮮な魚介類を手ごろな価格で食べることができると、地元にもファンの多い人気の居酒屋とのこと。
メニューも豊富で、店内の壁には一面ずらりとメニューが張り付けられています。
飾り気のない店作りで、とにかく釧路のおいしい魚介を気軽に食べたいという人にはぴったりのお店だと思います。

ビールで一杯。

この店の特徴は、店員さんが若くて元気なことと複数の大皿のおばんざいを先に勧められること。
おばんざいは前回訪問時は断りましたが、今回は素直に肉じゃがを頼んでみました。
取り分けて温めてだしてくれます。じゃがいもに甘い味が染みわたっておりとてもおいしかった。

「厚岸産の生牡蠣」。厚岸に近い釧路でおいしくなかろうはずはないと思って注文。
思った通り。レモンでちゅるるるっていっちゃいました。

店主から勧められた「根室の生さんま」。さんまが不漁では?と聞いてみたら手に入ったとのこと。
今や貴重な魚となりました。

釧路といえば「ザンギ」。ほどよい味付けで好感。

ハイボールに替えました。

道東産が高品質という「行者にんにく」を食べてみたくて、「行者にんにくの醤油漬け」を注文。
これはおいしかった。お酒に合います。
入店した頃はガラガラの店舗も、続々と予約が入って出るころにはいっぱいになっていきました。
地元の方もおりましたが。初めてのお客さんも多かった印象。
駅前のお店で断られたときに感じた、人の波が後から押し寄せてきた感じです。
ごちそうさまでした。
所在地:北海道釧路市栄町3丁目1
電 話:0154-24-9350
営業時間:17時30分~22時
定休日:日曜日
https://tabelog.com/hokkaido/A0112/A011201/1009574/
釧路ラーメン「河むら」

ほろ酔い気分になったので締めのラーメンを食べようと思います。
日もとっぷり暮れて繁華街も明るくなってきました。

霧の釧路の繁華街。なんかいいですね。


今回おじゃましたのは、釧路ラーメン「河むら」です。
店内はまさにラーメン屋さんという雰囲気。
それほど広くはありませんが、カウンター席とテーブル席がありました。カウンターにお客さんが二組ほど。
醤油ラーメンを注文します。

ラーメンが着丼。
シンプルな外観で麺の上にはネギ、チャーシュー、メンマが盛り付けられています。
麺は細く縮れた麺が特徴です。釧路ラーメンの味の伝統を守リ続ける「むとう製麺」のものとのこと。
スープは昔ながらの魚のダシに鶏と玉葱を加えてあっさりしています。ギトギト感はありません。
旭川ラーメンと真逆を行く印象ですが、締めのラーメンとしてはこちらの方もいい感じです。
ごちそうさまでした。
所在地:北海道釧路市末広町5丁目2
電 話:0154-24-5334
営業時間:火曜日~土曜日:11時~14時30分・18時~1時 日曜日:11時~14時 月曜日:10時30分~14時15分・18時15分~0時15分
定休日:なし
https://tabelog.com/hokkaido/A0112/A011201/1001176/
河むら 醤油味生ラーメン 【常】霧の釧路をぶらぶら

「河むら」を出て、ホテルまで歩いていくこととします。
すぐにこの異様な建物が見えてきます。釧路市街が地盤沈下している現状を象徴する建物です。
これは2006年に閉店した、当時は北海道有数の百貨店だった「今井丸井」の「丸井今井釧路店」だった建物。
閉店後もショッピングセンター「Kute」として、新装オープンをしようとしたところテナントが集まらずに開店中止。その後に転売され新しい企業で開店を目指すも、更に断念してそのままという状況のようです。
「Kute」のロゴからしてファッション路線だったのでしょうか。
「今井丸井釧路店」の前も「丸三鶴屋」という釧路では老舗の百貨店だったことを思うと、釧路が全盛期だった時代、ここは一等地だったんでしょうね。

寂しい釧路の状況から少し暗い気分で歩いていると、活気がありそうな店があり少し心が明るくなりました。


霧で身体が濡れながらホテルに戻りました。
まとめ
釧路でホテルを選ぶ際に「釧路ロイヤルイン」は駅にも近くて朝食が充実している割にリーズナブルなので、列車中心の旅行であれば間違いなく選択肢に入れていいと思います。居酒屋などが多い繁華街からはちょっと離れていますが。
じゃらんnet
また、釧路での夜の食事は去年訪問した炉端焼きのようなお店もいいと思います。
※去年釧路に訪問したときのブログは下記
なお、施設等の情報は2020年8月現在ですので、今後変更がある可能性があります。現地を訪問の際は最新の情報を入手の上お出かけください。
最後までお読みいただきありがとうございました。