【ホテル周辺ランチ&ぶらぶらドライブ】うに丼と海鮮丼やラーメンを食し、小樽のオタモイや忍路に良き時代の栄華を感じて、旅行のエンディングを迎えます~◆札幌市内&キロロでの秋ステイ(2020年10月)《8》キロロ編⑤

こんにちは、2021年は海外に行きたいトラベラーのマーカー(@IDmarker)です。

現在、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県を対象として2021年1月7日に発令され、それを皮切りに複数の都府県が追加で同様に緊急事態宣言が行なわれさらに再延長されている状況です。

宣言発令前の2020月10月の8日間に渡り、北海道札幌市内及び余市郡赤井川村でホテルステイしましたので、そのことについて書き込みしていきます

第8回目は、赤井川村の「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」で4日間滞在(3泊)したときの、ホテル周辺ランチとぶらぶらドライブについてです。

今回の旅行にあたっては感染防止のため、密を避けること、マスクの着用及び手洗いやアルコールでの除菌を徹底しております。

なお、「札幌市内&キロロでの秋ステイ(2020年10月)」旅行のうち、キロロ編の前回までの内容については下記をご覧ください。

ホテル周辺ランチ

ランチはホテルでは取らずに、余市町と赤井川村内、小樽市に車で行って食べてきました。

余市「柿崎商店 海鮮工房」でうに丼を食す

ホテルステイのある日、お昼を食べるために余市の街に向かいました。

余市の街に着くと、賑やかな気になる店を発見。車を道の駅「スペース・アップルよいち」に駐車します。

残念ながら、道の駅に併設されている宇宙記念館は今回は訪問しませんでした。

余市はニッカウヰスキーの創業の地。

石造りのウヰスキー工場。見学は予約制でした。

予約制でなかったら寄ってみたかった。

この国道5号線沿いにあるオレンジ色の店が気になりました。2階が食堂になっています。

海鮮系のどんぶりが売りのようです。

2階に上がり早速入店してみます。

うに丼が売りのようです。日によって内容が変わるのか今日は赤塩水丼で2980円とのこと。

せっかくなのでうに丼にしてみます。カウンターにいる店員さんから食券を買いました。

11時頃入店しましたが既にかなり混んでいます。

国道5号線に面した席に着席。出来上がりを待ちます。

しばらくするとうに丼が着丼。さすがにうにの量はそれなりに多いです。

口の中でうにが解けていく様子がよく分かります。

ごちそうさまでした。

見たことがない醤油瓶が。

北海道のメーカーなのですね。この醤油を使っておいしくいただきました。

食事を終えて、1階のお店も覗いてみました。

ほっけの開きがいっぱい。

海鮮の冷凍食品も充実。赤黒いのはタコのようです。

肉や日用品などもあり、地元の方用のスーパーのような感じでした。

所在地:北海道余市郡余市町黒川町7丁目25 柿崎商店 2階
電 話:0135-22-3354
営業時間:10時~17時30分
定休日:なし

海産物を購入してホテルに戻ります。

間もなくホテルです。

夜は購入した海産物で一杯やりました。

赤井川村『道の駅「あかいがわ」キッチンメープル通り』で醤油ラーメンをすする。

道の駅「あかいがわ」に寄ってみました。国道393号と道道36号の交差点のすぐ近くにあります。 この地は、明治時代から昭和初期にかけて官設の駅逓所が置かれていた場所とのこと。

JR函館本線余市駅までのバス便が1日4本あります。

赤井川村は「日本で一番美しい村」に加盟しているそうです。

焼きたてのパンを販売しているパンやさんと、赤井川のお米で作ったジェラートショップがあり、ここでしか買えないグッズが置いてあるお土産やさんが営業しています。

今回は、キッチン メープル通りで醤油ラーメンを注文しました。

テラスが見える席で出来上がりを待ちます。

醤油ラーメンが着丼。シンプルな味付けがいい感じです。

ごちそうさまでした。

所在地:北海道余市郡赤井川村都190−16
電 話:0135-34-6699
営業時間:9時~17時 トイレ・喫煙所は24時間営業
定休日:なし

道の駅 あかいがわ

キッチン メープル通り

小樽「北の漁場 小樽運河店」で海鮮おまかせ丼を味わう

小樽にドライブの際、海鮮丼を食べたくなりこの店に寄ってみました。時間の都合で11時前にオープンしているというのもこの店を選んだ理由です。

こちらは車道側ですが、観光客でにぎわう堺町本通り側にも入り口があります。

メニューはかなり豊富です。海鮮おまかせ丼をオーダーします。

海鮮おまかせ丼が着丼。正直言って観光客相手の店っぽかったのでそんなに期待していなかったのですが、ご飯が見えないくらい厚切りの身がたっぷりの海鮮丼で満足。おいしかったです。

ごちそうさまでした。

所在地:北海道小樽市堺町5−53−1
電 話:0134-31-3041
営業時間:9時~17時
定休日:なし

北の漁場 小樽運河店

ホテルステイでぶらぶらドライブ

ホテルステイ最中には、有名どころではないところに車で寄ったりしてみました。

朝里川温泉「おたるワインギャラリー」前にあるSL広場

小樽のスーパーに買い物に行った帰りに、毛無山の中腹にSLを発見。寄ってみました。

それぞれ2両のSLと客車の4両が連結されています。SL2両は1976年に搬入され、客車は「C62ニセコ号」で使用されていた車両で、列車廃止後この場所にやって来たとのこと。

D51286は1939年の製造から地球を72周相当も走り、1975年に廃車。
59614号車は1921年製造から、1976年の廃車まで55年間も現役で働いた歴史ある車両です。

SLは前照灯が無くナンバーは直接車体に手書き、客車も色あせていたりと、近くで見ると少々寂しい姿です。

客車はスハフ446+スハフ447が連結されています。

かなり保存状況はよくないです。

ここからの景色はいいです。小樽の市街地を見下ろします。

朝里川の住宅地方向。

夕日が当たってきます。

小樽のマイナーな場所にぶらぶらドライブ

余市岳に雪が積もった朝、小樽方面へ向かってみました。

オタモイ海岸

通行止めになっているここは・・・

車ではここまでしか来れないどん詰まりです。

歩いて進みます。この小道の先には・・・

絶景が。。。

この断崖絶壁はオタモイ海岸です。小樽市の北部、ニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されている、高島岬から塩谷湾までの約10㎞に及ぶ海岸の一部とのこと。

この山の向こう側には、昭和の初めに賑わったオタモイ遊園地というリゾート施設がありました。そこに向かってみます。

オタモイ遊園地跡

海岸沿いには道がないため、ぐるっと回ってオタモイ遊園地跡に来てみました。

このオタモイ遊園地とは、小樽の割烹「蛇の目」の主人である加藤秋太郎という人が昭和11年に作り上げた遊園地。ブランコや滑り台、相撲場の他、「竜宮閣」という宴会場や食堂なども併設し、最盛期には一日数千人もの観光客が訪れたという一大リゾート地だったそう。しかし、戦争の影響で客足が遠のき、営業再開を目指していた昭和27年に焼失してしまったとのこと。

かつての施設「竜宮閣」方向に向かう階段が草に埋もれています。

しかし「竜宮閣」方面は立ち入り禁止の看板が。

土砂崩れが発生したみたいです。

入るのは無理そうです。

しかし、北海道屈指の地蔵霊場であるオタモイ地蔵尊へは立ち入り禁止方面に進む様子です。3000体もの地蔵が奉納されているとのこと。オタモイ遊園地ができるはるか前から子育てや子宝の神様として北海道の広い範囲に信仰圏を持っていたという。

オタモイ地蔵尊にお参りする人のみ通れるようです。

今はだだっ広い駐車場ですが、ここには錦鯉の泳ぐ池、数々の遊具、相撲場、園芸場などの遊園施設があったそうです。

忍路(おしょろ)漁港

忍路(おしょろ)という地名にひかれて忍路漁港に寄ってみました。

調べてみると、忍路はニシン漁が盛んで江戸時代には天領ともなった時期もあり、明治時代には忍路郡となり、1958年(昭和33年)に小樽市に合併されるまで郡として存在したそうです。

忍路漁港に到着。かつてニシン漁で賑わったということが想像できない。静かなこじんまりした漁港です。6~7月にかけては忍路湾から地平線に落ちるきれいな夕日を拝むことができるようです。

忍路漁港を戻り、車を停めて竜が岬を望みます。

断崖が続く忍路海岸を見渡せます。かつての国道5号線の跡が断崖にへばりついているのが分かります。

国道5号線の新しいトンネルが開通して、忍路海岸は道路からはほとんど見えなくなりました。

エンディング

レイトチェックアウトを済ませて午後4時にホテルを出ます。雨上がりで虹が出てきました。

新千歳空港はそんなに混んでいません。

北海道旅行締めのラーメンを食べに行きます。

今日はここの店に行きました。

味噌ラーメンをオーダーしました。

無料のゆで卵を食べながらお腹を整えて待ちます。

味噌ラーメンが着丼。

コクのある味噌が癖になる味わいです。ごちそうさまでした。

【白樺山荘】( 2食入り) コク味噌味    白糀味噌と白味噌をブレンド 北海道 ゴマ油、オイスターソース にんにく 有名店 人気店

所在地:北海道千歳市美々987−22
電 話:0123-45-7575
営業時間:9時~17時 トイレ・喫煙所は24時間営業
定休日:なし

白樺山荘 新千歳空港店

ファーストクラスチェックインカウンターでトランクを預けます。

ダイヤモンドプレミアラウンジで休憩。

間もなく搭乗です。

オリパラ東京2020大会ムード一色の「みんなのJAL2020ジェット」の機材でした。

機内はそこそこ混み合っています。

羽田空港に到着。8日間の「札幌市内&キロロでの秋ステイ」も終了です。

まとめ

「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道/THE KIRORO, a Tribute Portfolio Hotel, Hokkaido」でホテルステイした際に、赤井川村内や余市町、小樽市をぶらぶらドライブしたりランチを摂ったりしたときの様子をまとめました。

ぶらぶらドライブでは有名な観光地を回るのではなく、気になった場所をピンポイントで訪れてみました。景色という点では素晴らしい風景をみることができました。オタモイや忍路ではかつての栄華を振り返ってみましたが、その気配すらも感じることができませんでした。

前々回の轟鉱山でもそうでしたが、北海道では人の力が及ばなくなると自然に還っていくのが早いようです。

なお、施設等の情報は2020年10月現在ですので、今後変更がある可能性があります。現地を訪問の際は最新の情報を入手の上お出かけください。

最後までお読みいただきありがとうございました。